とりあえず就職活動時代の初面接の話でも

就職活動

私は某コンサルティング会社のサラリーマンですが、初めてのブログなので、何から書くか迷うところです。
このブログは、サラリーマンの面白い(FunnyでInteresting)話を共有しあえたらな~と思って始めてみました。
サラリーマンって、世の中の社会人の大半を占めるのに、知名度低くないですか?
サラリーマンって色々と面白い話があると思うんですが、あまり共有されないのが悲しいところです。というところで、いろんなネタを共有しあえたらな~と思っています。

で、とりあえず今日は、初心に戻って、就職活動時代のお話でもしてみようかと思います。
今から15年以上前、私は就職活動真っ只中でした。
とりあえず何か受けるか、ということで、あまり対策なども考えないまま、某コンサルティングファームのインターンの面接に応募しました。意外とグループディスカッションは通って、面接まで進めることができました。


「営業とコンサルタントの違いって何だと思う?」
これが15年以上前にやっていた就職活動での最初の面談でされた質問でした。。。
私の答えは
「・・・
・・・・・・・
なんなんでしょうね(てへ)。」。


・・・もちろん落ちました。


当時の私には、本当に違いがわからなかったので、私から「違いを教えてほしいです。」といったのですが、「なんなんでしょうね」と私自身の言葉をリピートされて、かわされました。
大人のかわし方を学んだ瞬間でした。

優しい面接官は他の質問を色々としてくれたのですが、ただただスベっただけで、会話しながらも「これ絶対落ちたわ」と確信できるほどスベっていました。。。


でも、今でも私の学びになっている会話があります。
私は海外が好きだったので、短期留学とかの話をすると、以下のようななぜなぜ攻撃を浴びせられました。
面接官:海外の人と日本人の違いと感じるところはあった?
私:海外の人って積極的に発言することが多かったですね。
面接官:なんでそんな違いが出るんだと思う?
私:日本人ってシャイなんじゃないですかね。
面接官:なんでシャイになったんだと思う?
私:学生時代の授業スタイルが違うんじゃないですか。海外は小・中学校でもディスカッション多い、と聞きました。
面接官:なんでそんな授業スタイルに違いができたのかな?
私:・・・(え?いつまで聞かれるのこれ?) ・・・日本人って失敗を恐れる文化があるんですかね・・・
面接官:なんで失敗を恐れるんだと思う?
私:・・・ ・・・・・・・ ・・・・ (ちーん) な、なんででしょうね・・・

そんなのしらねーーーよ~~って思ったところで、面接官がふと思考をめぐらせて、
「日本って、侍とかの時代だと、失敗したら切腹する文化だよね。失敗イコール死、だから失敗を恐れる文化になったんじゃないかな。」

おぉおぉ、なんじゃそれ?そんなサムライまでさかのぼる?そんなの考えたことねーよ!
と思いながら、コンサルタントって面白いこと考えるな~~~って思いました。
なるほど。なぜなぜ分析は歴史までさかのぼると良いんだな~と考え方のヒントをもらえ、今でも参考にしています。

初めての就活での面接、、、優しい面接官でしたが、怖くもあり、とても学びになりました。
ただ当時の私は、営業とコンサルの違いくらいは教えてくれよ~~~と心の中で叫びまくっていました。



P.S.
今考えると、授業スタイルに日本と海外で違いが出たのは、切腹も関係しているのかもしれないですが、高度経済成長期の詰め込み教育が元となっている、と思いますね。こっちの方が納得感があるような気がします。

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